秘書検定の面接試験は、一般的な就職試験の面接試験とは方法が違います。一般的な就職試験の面接試験だと思って秘書検定の面接試験を受験すると合格は難しいと思います。
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準1級の面接試験の内容について説明します。※変更があるかもしれませんので要確認です。
受付を済ますと控室(自由席)に入ります。開始時間になったら番号順に3名ずつ係の人の案内で後方の指定席へ移動します。返事(「はい」)と会釈を忘れないようにしましょう。そこで「課題」の内容を2分間で暗記します。3名の課題の内容は違っています。
2分経過すると係の人が「面接会場へ案内します。」と言われ、会場へ案内されます。「課題」の用紙を裏返し、椅子を机の下へ入れてください。面接会場へ入るときは、係の人が扉を開けて、開けたまま押さえてくれます。入場の際、立ち止まって係の人に会釈をし、そのあと部屋の中に向かって「失礼いたします」と言って会釈をしてください。鞄は指定された机上へ置きます。部屋の中に椅子が3脚用意されていますので、試験官に近い方から番号順に着席します。着席する前に試験官に向かって会釈をしてください。
試験は「あいさつ」「報告」「状況対応」の3つです。
受験番号を呼ばれたら、「はい」と返事をして椅子から立ち上がり「あいさつ」と書かれた面接官の前へいき、「失礼いたします」と言って普通礼をし、起き上がってから前傾姿勢になり、受験番号と氏名を言います。次への指示で起き上がり「失礼いたします」と言って普通礼をして起き上がり、体の向きを変えて隣の「報告」と書かれた面接官の前へいきます。
「報告」と書かれた面接官の前で「失礼いたします」と言って普通礼をし、起き上がってから前傾姿勢になり、上司役の面接官に対して控室で覚えた「課題」の報告をします。報告が終了したら前傾姿勢のまま指示を待ちます。次への指示で起き上がり「失礼いたします」と言って普通礼をして起き上がり、体の向きを変えて隣の「状況対応」と書かれた面接官の前へいきます。
「状況対応」と書かれた面接官の前で「失礼いたします」と言って普通礼をし、起き上がってから前傾姿勢になり、指示を待ちます。「状況対応」は2問あります。2問とも前傾姿勢のまま行いますが、設問によっては起き上がったり動作をともなうものもあります。問題のパネルの内容を読んで演技の準備ができたら軽く「はい」と合図をして演技をします。
2問終了すると、「アドバイスシート」の説明があります。前傾姿勢のまま聞いてください。説明が終了したら「はい」と返事をして、面接官の前へ進み「ありがとうございます」と言って「アドバイスシート」を両手で受領してください。その後、直前にいた位置に後退して起き上がり「失礼いたします」と言って普通礼をして起き上がります。
2~3歩後退し、やや斜めになって面接官3人に対して「ありがとうございました」と言って普通礼をして起き上がり、鞄が置いてある机に向かい、机上から自分の鞄を手で持ち、手で持ったまま入場した扉に向かい、面接官の方を向いて「失礼いたします」と言って会釈をして部屋から退出します。鞄は肩にかけたり腕に通したりしないほうがいいでしょう。後はそのまま帰宅します。控室に戻ることはありません。